介護する人の健康も大事!よいストレス解消法とは

老人ホームか在宅介護の選択を迫られて、大切な家族を老人ホームに入れるのはかわいそうだからと介護を引き受け、あれもこれも自分が頑張っていたら、いつの間にか「ストレスでいっぱいになっていた!」というケースは少なくありません。
日本では高齢者が増えすぎて、自宅や医療機関だけでは支えきれなくなっているのが現状です。
今回は在宅介護でストレスを貯めないようにするコツをお教えします。
■自分にできることと、できないことを整理する

「自分の家族なんだから、老人ホームには頼らずに自分で全ての面倒を見なければ…」と思っている人はストレスを溜めやすい傾向にあります。
老人ホームでも手のかかる認知症介護や専門性を必要とする介護の場面で、人に助けを借りることはそんなに悪いことなのでしょうか?
私が頑張れば…といった気持ちは一旦置いておいて、今の自分にできることやできないこと、分からないこと、老人ホームでして貰えることを1度はっきりさせておくことは重要です。
どこまでが自分で出来て、どこからを人にお願いしたいのか、またどこまでならお願いしてやってもらえるのかをしっかり把握しておくと、何かあった際の頼り口が出来て、気持ち的にも楽になれます。
またこういったことを相談できる窓口はお住まいの市町村には必ずありますので、自分で判断が付かない場合はお近くの相談窓口を尋ねてみましょう。

■ストレスを簡単な解消法

ストレスの発散方は様々なものがありますが、今回はその中でも最も簡単な方法をいくつか紹介します。

・体を動かしたり、声を出す
これは最も簡単なストレスの解消法で、体の中に溜まった膿を吐き出すようなものです。
友達とのおしゃべりや、歌をうたうこと、周囲に人がいない環境で思いっきり声を出すなどするとスッキリした気分なれます。
カラオケ店が近くにある場合には、1人で思いっきり歌える「1人カラオケ」が良いでしょう。
スポーツは自分の好きなスポーツを楽しむのも良し、また新しくスポーツを始めるも良し、とにかく自分の体を動かしてストレスを逃がすことを優先しましょう。
これらのことは、老人ホームのレクの時間でも行われています。

・同じ経験をした人と話す
自分と同じ境遇にいる人と悩みを共有するとも需要です。
共感してもらえることは、自分の心の支えになりますし、知らないことやよりよいアドバイスがもらえることもあります。
とにかく自分1人で抱え過ぎず、無理だと思ったら素直に協力を仰ぐことが重要です。
要介護者にも、介護者にも負担のない介護が最も望ましいかたちです。
また、最終的に老人ホームにお願いするのも間違いではありません。

 

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