肺炎予防にも大事です!口腔ケアの基本

肺炎は高齢者に特に多い病気ですが、その原因の7割以上が食事や唾液が気管に入って起こる「誤嚥性肺炎」だと言われています。
この誤嚥性肺炎は、自宅で老人ホームで寝たきりや認知症を患っている高齢者に多く、最悪の場合ほかの病気との合併症の恐れもあります。
この誤嚥性肺炎は口腔内のセルフケアでリスクを低下させることも出来ますから、今回は老人ホームでの口腔ケアの基本を確認していきましょう。
■高齢者の口腔ケアは必ず介助が必要

在宅介護、老人ホームに関わらず、高齢者の口腔ケアには介助が必要だという事を覚えておきましょう。
自分ではしっかり歯を磨けているつもりでも、磨き残しや歯石がまだたくさん残っていることもあります。
また、食後のはみがきを面倒くさがる高齢者も多いため、老人ホームでは必ず介護者が最終チェックを行うようにしています。
■口腔ケアのやり方

一口に口腔ケアといっても、高齢者の状態によって道具やケアのやり方を使い分ける必要があります。
特に老人ホームのように多くの高齢者がいて、1人1人の容態が異なる場合には気をつけなければいけません。
もともと高齢者の口腔内というのは、自浄作用のある唾液の分泌量が低下したり、口の中が乾燥しているなど症状は人それぞれです。
こういった場合には、一般的な歯磨きによる口腔ケアは適切でないと言えるでしょう。
口腔内を清潔に、そして健康的に保つためには口内の保湿・粘膜補助などが必要になってきます。
■歯磨きでの口腔ケア

一般的なブラッシングケアです。
自宅でも老人ホームでもしやすく、歯石をたくさん除去することができます。
ブラッシング後はうがいをし、取り除いた歯石をしっかり洗い流しましょう。
■お口みがき

食べカス・痰・細菌などによる口内中のネバネバを除去します。
舌ブラシやスポンジブラシを使って口内粘膜を清潔にしてあげる事で、雑菌の繁殖を防ぎます。
お口磨きは、病院や老人ホームで食後に必ず行います。
■保湿ケア

口腔内にも保湿ケアは必要です。
加齢によって唾液の分泌量が少なくなるため、ジェルやクリームなどで口内を保護します。
口内が乾燥することは口臭の原因にもなりますから、口内の保湿ケアは老人ホームで生活する上でのエチケットです。
これらの口腔ケアをしっかりしておくことで、、老人ホームで起こる誤嚥性肺炎のリスクをぐっと減らすことができます。
また老人ホームに暮らす高齢者は、起き上がれなくてもベットの上でこの口腔ケアを受けることが可能です。

 

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