面会時に最低限必要なマナーとは

■面会時間やホームの規則を守る

老人ホームでは基本的に面会時間を制限することが多いです。
なので、深夜の遅い時間帯や、早朝に面会を希望することは避けましょう。
もし仕事などで面会できる時間が限られている場合は、小さい声で話し、周囲へ迷惑をかけないようにしてください。
なお、面会以外に外出を可能としている老人ホームもあり、これも時間制限を設けているケースが多いです。
時間制限をオーバーすると老人ホームスタッフも心配してしまうので、時間は一般的なマナーとして厳守しましょう。
また、老人ホームにはそれぞれルールが存在します。
例えば、夜間の面会はスタッフも少ないので、アポイントなしでの面接はマナー違反です。
夜間や早朝などスタッフが少ない時間帯に訪問する場合は、必ず連絡をしましょう。
他にもマスクの着用や消毒を義務づけている、差し入れの食べ物や物に制限がある場合は、必ず老人ホームのルールに則ってください。
■他の入居者への配慮

居室の中には集団で生活する場合があります。
なので、周りの入居者が不快にならないように配慮をすることも大切です。
グループ形式の居室での面会の場合、できることなら相手側の家庭環境をスタッフなどに尋ねて理解しておくのが望ましいでしょう。
家庭環境は人それぞれなので、些細な会話から相手を不快な思いを与えてしまう可能性もあります。
また個室でも周りの部屋に聞こえるほど大きな声を上げたり、共有スペースでも周りを不快にさせない話題で会話をしたりなどの配慮が必要です。
老人ホームへの面会時は身内の高齢者とだけ楽しむのではなく、周りに人がいることを理解し、身内と周りの入居者を含め楽しい時間でいられることを心掛けましょう。
■スタッフとも良好な関係を築く

老人ホームのスタッフと良好な関係を築くことは、老人ホーム入居者の今後の暮らしを快適にするメリットがあります。
なので、他の入居者だけでなく、スタッフとも良い関係を築くことを意識しましょう。
大切な人がお世話になっている老人ホームのスタッフなので、顔を合わせたら敬意を持って接するようにしてください。
会うたびに「いつもありがとうございます」と感謝を伝えるだけでも、老人ホームのスタッフは嬉しいと思い、仕事のモチベーションにも繋がります。
些細なことでもスタッフとの関係性が変わってくるので、感謝の言葉や敬意を持つ姿勢は大切です。
良い関係を築くことでスタッフも温かい気持ちで面会時に迎え入れてくれますし、入居者もスタッフを信用して生活することができるでしょう。

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