入居時に持って良いものといけないもの

■老人ホームへ入居する際に持ち込める家具

老人ホームでは備え付けの家具がありますが、愛用している家具があれば持ち込みを許可している施設は多くあります。
持ち込める家具は椅子やテレビ、冷蔵庫などでも可能で、持ち込みに料金はかかりません。
ただし、一部持ち込めない家具があります。
それは、発火の恐れがあるものや、刃物が挙げられます。
例えば電子レンジやトースター、電気ポット、ライターなどは熱を発し、火傷や火事などのリスクがあるので持ち込めません。
また、はさみや裁縫針なども危険物として扱われることが多いので、原則的に持ち込みできないでしょう。
なお、よく仏壇を持ってきたいという高齢者もいますが、仏壇の持ち込みはできます。
ですが、ローソクやお線香は火が出てしまうので、基本的に老人ホームへの持ち込むことはできません。
■タバコやお酒などの嗜好品について

高齢者の中には愛煙家やお酒を嗜む方もいらっしゃいます。
そのため、タバコやお酒の持ち込みは禁止していないところも少なくないです。
しかし、老人ホームでは共同生活を行う場所なので、好き勝手にタバコや飲酒はできません。
基本的に制限されて持ち込みが認められていることが多いです。
特にタバコに関しては、基本的に喫煙ルームがある老人ホームに限り持ち込めます。
全面禁煙としている老人ホームでは、喫煙者の入居をお断りしているケースも多いので、注意しましょう。
■携帯電話やパソコンの持ち込みは可能?

最近は携帯電話やスマートフォンを持ち込める老人ホームが増えていますが、使用できる場所はできるだけ居室内に限られています。
高齢者の中には心臓のペースメーカーなどの医療機器を付けている方もいるので、少なからず影響を与える可能性があるため、特別養護老人ホームや介護老人保健施設では、原則的に持ち込みができないことが多いです。
しかし、近年は高齢者でもパソコンやネットを使う人も増えており、パソコンを使用したオンライン通話などは健康被害の影響もみられないため、導入を許可している老人ホームも増えています。
■食品の持ち込みについて

食品については、衛生面や健康状態によって制限されています。
食べ物の自己管理ができる、もしくはできない高齢者、糖尿病などの持病持ち、食事制限があるなど、老人ホームに入居する方の状況に合わせて制限が変わります。
そのため、最近は食べ物の持ち込みや差し入れを行っていない施設も増えてきているので、どのような食べ物が持ち込みできるのか老人ホームの入居前にしっかり確認しておきましょう。

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