意外!施設内に持ち込んではいけないもの

人生の終の住処と、定める人も多い場所が老人ホームです。
当然のことですが、自宅で暮らしている時とは違う決まり事があったり、自分ひとりではない他人と近い位置で暮らすことになるため、守らないといけないことも増えてしまいます。
入居者全員が、できる限り快適に過ごすために定められている決まり事ですが、これは政府などが一律で決めているものではなく、その老人ホームごとに異なっているものです。
それは、入居者に許される持ち込み品にはっきりと表れます。
中でも、集団生活を送るためにはごく当たり前と思われるものから、ちょっと意外な老人ホームへの施設内への持ち込み禁止の品などを紹介していきます。

・集団生活と安全確保のための持ち込み禁止の品
火気(ライター)や危険物(はさみや裁縫針など)は、原則として老人ホームへの持ち込みは禁止となっています。
集団生活の形をとる老人ホームでは、基本事項となっているようです。

・飲食品は年々持ち込み禁止の施設が増えている
なんらかの疾患を抱えた高齢者が多い老人ホームでは、食事の差し入れ持ち込みを禁止しているところが以前より増えてきています。
特に生ものと家庭での調理品は食中毒の懸念から、また糖尿病に代表される食事制限が必要な入所者とのかねあいもあって、禁止となっています。

・嗜好品は厳しく制限されている
高齢者の特に男性の中では、酒とタバコを嗜好品として楽しんできた人が、世代的にとても多いと思われます。
昨今の老人ホームなどの施設では、特定の喫煙場所などを除いては敷地内全面禁煙となっているところがほとんどです。
好きな時に、好きなだけ喫煙などできるとは考えない方が良いでしょう。
ただ老人ホームの中でも、自立して生活が可能と判断された入所者専門の施設では、お酒は自由とされているところもあったりしますから入所時の確認は必須となっています。

家電製品の持ち込み禁止がある場所もあります。
老人ホームにもよりますが、意外なことに家電製品の持ち込みが禁止されているところもあります。
例としては電子レンジや電気毛布など過去にその製品を持ち込んでいて、なんらかのトラブルがあったものが多いようです。
これまでの日常生活とほぼ同じように暮らしたいと願う入所者には、少し残念な処置で決まり事ではあります。
このように細かい規則によってこそ、その老人ホームが維持管理されているという考えを知っておくためにも、入所前の見学やパンフレットで良く確認しておくべきでしょう。

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