老人ホームへの入居を考えている方の中で、「入居する時期やタイミングはいつがいいのだろう」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
適切なタイミングや、入居の平均年齢などをご紹介します。
■元気なうちに家族と相談しましょう
どこの老人ホームに入居するか決める際、家族と話し合うことがありますよね。
高齢になると、介護が必要な病気になる恐れがあるので、元気なうちに話し合いをするのが大事です。
いつ介護が必要になるのかは分からないので、高齢な両親がいる方は早めに話してみてください。
老人ホームに入るのか、しばらくは自宅で介護をするのかをあらかじめ話し合っておくと、入居の時期が明確になるのではないでしょうか。
■負担を考えてみましょう
老人ホームへの入居を考えるタイミングはいくつかあります。
自宅で介護をしている場合、家族への負担や本人の症状の様子などを見て入居を考えるのがベストです。
仕事をしながら親の介護をしている方もいますし、高齢な者同士の老老介護をしている方もいますよね。
介護度合いが上がると、どうしても家族への負担が大きくなってしまうので、老人ホームへの入居を考えてみてください。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設などに入居するには、時間が掛かります。
特に、特別養護老人ホームは人気が高く、入居待ちをしている方も多数いるので、早めに決断しておくのがオススメです。
入居の時期を見極めるには、家族が介護できるかどうかではなく、「介護に対して前向きに取り組めるか」「負担が大きくないか」を基準に考えてみてください。
■専門医に相談
家族だけで判断できない場合は、介護に詳しい専門医に相談してみましょう。
専門医に限らず、かかりつけの医師やケアマネージャなどに相談してもOKです。
医師やケアマネージャ―に相談することで、本人の症状や介護サービスの状況なども見ながら判断できます。
入居するのにベストな時期と整った環境を見つけることで、安心して暮らせます。
■老人ホーム入居の平均年齢は？
一般的に老人ホームへの入居条件は、特別な疫病による介護が必要と認められた方や、年齢が若い方でも入居可能な施設以外の場合、60～65歳が目安になっています。
70歳を超えたあたりから老人ホームへの入居を考える方が多く、平均的な入居年齢は、80～90歳代です。
入居のタイミングは、本人の意思を尊重してあげることも非常に大事です。
話し合いをしたり、症状の様子を見て入居の時期を考えましょう。
