老後を安心して過ごすために老人ホームへの入居を検討する人は多くいますが、老人ホーム選びに失敗してしまい、満足のいかない結果に終わってしまうことも珍しくありません。
老人ホーム選びを失敗してしまって無駄な時間とお金を消費してしまうのは非常にもったいないです。
今回は、老人ホームを選ぶ際に見ておくべきポイントについてご紹介します。
■パンフレットや重要事項説明書に目を通しておく
気になる老人ホームを見つけたら見学に行く前にパンフレットなどの資料を取り寄せましょう。
パンフレットから大体のホームの雰囲気や特徴を掴んでおくと、見学の際に良し悪しのポイントが目に留まりやすくなります。
また、パンフレットだけではなく重要事項説明書も取り寄せることもおすすめです。
重要事項説明書には、職員体制や利用料金、要介護度などが記載されているため、しっかりと目を通しておきましょう。
自分だけでは分からない場合は、家族に協力してもらったり、ホームの職員に詳しく質問しましょう。
■老人ホーム見学のポイント
老人ホームでほとんどの時間を過ごすことになる居室スペースは、しっかりと見学しておきましょう。
居室で見るべきポイントについて詳しくご紹介します。
・ドア
居室にあるドアは、生活する上で意外と気になるポイントになってきます。
ドアが重いと毎日の生活が不便に感じてしまい不満が溜まってしまいます。
また、車いすでの生活も考慮してスライド式のドアが採用されているかも確認しましょう。
ドアの代わりにカーテンで代用している場合は、その他にどんな配慮や工夫がされているか確認しておきましょう。
・緊急通報の設置場所
トイレやベッドに設置されていることが多い緊急通報装置ですが、適切な場所に設置がされているかチェックしてみてください。
緊急時に利用しやすい場所に設置されていなければ、大変なことになってしまうことも考えられるので注意が必要です。
・バスルームがある場合
居室のタイプによってはバスルームも備わっています。
床が滑りにくいか、浴槽は利用しやすいのか見ておきましょう。
居室の他にも共有スペースも見学しておくことが大切です。
食事やリハビリなど個室以外で過ごす時間も多くあるため設備や雰囲気をしっかりと調べておきましょう。
また、職員や入居者の表情も見ておくと良いでしょう。
心地良い空間ならば自然と表情はリラックスしていて、過ごしやすい印象を受けるはずです。
現在、元気な状態でも将来がどうなるかは分からないため、生活を送る上で配慮がされている老人ホームかどうかはしっかりと見学して見極めなくてはいけません。
老人ホームで快適な老後生活を送るためにも、見るべきポイントはしっかりと抑えましょう。
