介護施設におけるプライベート

介護施設におけるプライベート

老人ホームには自分以外にも多くの入居者がいるため、共同生活に慣れていない方だときちんとプライベート空間を保てるのか不安に感じるかと思います。
ただ、現在ではユニット型の老人ホームが増えてきており、自分のプライベート空間を確保しつつ生活を送れるようになっています。
今回は、老人ホームを含めた介護施設におけるプライベートについて解説していきましょう。

■老人ホームでプライベート空間は作れる

先程も少しご紹介しましたが、現在はユニット型が増えてきており、病院のように他の入居者と一緒の部屋にベッドが置かれているという施設の方が少なくなってきています。
居室にはテレビなども置けるようになっているため、プライベート空間にいても退屈はしないでしょう。
ただ、誰とも関わらずに生活をするというのは難しいです。
例えば、介護サポートを受ける時には必ずスタッフの方とコミュニケーションを取ることになりますし、ユニット型の場合食事は同じユニットに入居されている方と一緒に食事をすることになります。
もちろん、コミュニケーションを無理に取る必要はありませんが、誰とも一切関わらずに生活を送ることはできないため、少しずつコミュニケーションが取れるようにしていくと良いでしょう。
自立型の老人ホームになると、生活の自由度が高まってよりコミュニケーションを取る機会が増えます。
プライベート空間はもちろんあるので、自分だけの時間を大切にしつつ、他の人とも積極的に関わっていきたい方におすすめです。

■老人ホームのレクリエーションは参加しなくても良い?

老人ホームではリハビリや心身状態の維持・向上を目的にほぼ毎日レクリエーションを行っています。
レクリエーションの時間は決まっているため、その時間に共有スペースへ足を運ぶと参加できますが、レクリエーションの時間をプライベートの時間に使いたいという方もいることでしょう。
レクリエーションは絶対参加しなくてはならないものではなく、自由に参加できます。
老人ホームには興味があるものだけに参加する方もいれば、あまり参加したがらない方もいます。
スタッフは無理に参加させようとしないため、プライベートの時間に費やしても問題はありません。

老人ホームだと自分の時間をなかなか設けられないのではないか?と思われるかもしれませんが、実は多くのプライベート時間を楽しめる施設になっています。
老人ホームでは入居者一人ひとりを尊重してもらえるので、安心してプライベートの時間を楽しみましょう。

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