月額費用は変更されることはありますか?

■月額費用が変更されることはあるの?

介護施設へ入居すると一括で前払い、もしくは一部金を前払いしなかった場合は毎月月額費用として支払う必要があります。
この月額費用の中には細かな内訳があるのですが、この中で月に金額が変わるものとそうでないものがあります。
そのため、毎月同じ金額ではなく多少の変更も考えられます。
ではどのような内訳費用が変更があり、そうでないものはどういった費用になるのでしょうか?
■月の費用が変わらないものは?

基本的に費用が変わらないものは家賃や管理費・運営費です。
これらは毎月同じ金額を支払うことになります。
ただし、一部金を前払いしている場合はその支払った費用分入居したことになると、次からは家賃を月額で支払わなくてはなりません。
管理費・運営費は介護施設や老人ホームが運営していくために必要な費用で、主に介護士やスタッフの人件費、施設の維持費などに充てられています。
また、水道光熱費が管理費と一緒になって請求されている場合もありますが、別々の場合もあり、各施設によって内訳も多少異なります。
これらは費用があまり変動することはありませんが、管理費に水道光熱費が含まれている場合は変動する可能性があります。
■月の費用が変わるものは?

月額費用が変わりやすいものは主に食費と上乗せとなる介護費、そしてその他の費用です。
食費は1食分の請求となっており、食べられた分だけ請求されます。
例えば、1ヶ月30日の内自宅に3日間戻っていて、食事が9回分施設で提供されなかった場合はその分の食費が引かれることになります。
上乗せとなる介護費というのは、介護サービスを利用する時に自己負担額1割の介護費用を支払う必要があるのですが、人員体制が2対1、もしくは2.5対1という手厚い介護を受けられるような施設だった場合、上乗せで介護費用が加算されます。
手厚い介護サービスが受けられる反面、費用は自己負担となるので気を付けなければいけません。
これらに加えてオムツなどの消耗品や日用品、薬代などは自己負担金として請求され、またイベント等の参加費用もかかってくる場合があります。
特にこのその他の費用が変動があるので、月額費用が突然多くなった、もしくは少なくなったと感じた時はその他の内訳を確認すると良いでしょう。

そこまで大幅に月額費用が変更されることはありませんが、もしも変更されている場合は施設側に連絡し、どうして増えたもしくは減っているのか確認しておきましょう。

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