入居契約に必要な書類はなんですか?

■入居契約で必要な書類について

老人ホームへ入居契約をする際には、様々な書類を用意する必要があります。
まず、市役所で揃えられるものとして、戸籍謄本や住民票、所得証明書が必要です。
市役所が遠い場合は郵送してもらう事ができますが、所得証明書は郵送してもらえないので税務所で発行される納税証明書を準備してください。
また、所得証明書を市役所で発行する場合は、納税者本人しか請求ができないので注意しましょう。
郵送の場合は時間がかかってしまうので、早めの申し込みが大切です。
しかし、所得証明書の有効期限は発行から3ヵ月なので、届いたら素早く手続きを行うのが良いでしょう。
また、特別養護老人ホームでは保険が適用されるため、後期高齢者医療受給者証や介護保険被保険者証の準備もしておいてください。
もし紛失していた場合には市役所での発行する事ができます。
■印鑑証明と印鑑

入居契約の際は、印鑑証明と印鑑が必要です。
また、他にも月額料金の支払いなどで使う、口座番号が確認できる通帳や金融機関への届出印も必要になってきます。
印鑑証明は市役所から発行できるので、戸籍謄本や住民票などを発行する際に用意しておきましょう。
■健康診断書や診療情報提供書

入居の際には施設を指定した健康診断書を提出する事が多く、発行まで2週間から1ヵ月かかってしまう事があります。
そうなると入居の手続きも遅くなり、タイミングによっては入居待ちとなってしまう可能性もあるので、なるべく早い段階で申請しておきましょう
また、同時に診療情報提供書も早めの準備がおすすめです。
この書類には本人の病状や診断、医療内容と現在の治療に関する情報が書かれており、施設側が介護を適切に行うために大切な書類になります。
発行の際は自分宛てにしてしまうと全額自費になってしまいますが、入居予定の施設と提携している病院や、医師宛の発行なら保険が適用される事があるので、ぜひ医師や施設に相談しましょう。
また、入居前に入院していた場合は介護サマリーも必要なので、看護師から介護ケアに関する書類を作成してもらってください。
■他に必要な書類について

入居者の健康状態や身元を確認する書類以外に、連帯保証人や身元引受人となる人の書類も必要です。
そこで必要となってくるのは印鑑証明書と住民票、所得証明書を用意してください。
また、施設によっては日常生活動作確認表や介護保険被保険者証の写し、入居者の写真が必要な場合もあるので、見学や説明会の時に何が必要なのか聞いて、全ての書類は早いうちに準備しましょう。

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