福祉用具レンタルと他のサービス併用で注意すること

介護保険には様々なサービス内容が盛り込まれています。
例えば訪問介護を利用したり、福祉用具をレンタルする事もできます。
特に福祉用具のレンタルでは、購入するとかなり高額になってしまうものも格安の費用で利用することができるようになるため、要介護者はもちろん、介護者も安心して使えます。
ところで、福祉用具のレンタルをしてしまうと他のサービスとの併用はできないのでしょうか?
今回は福祉用具レンタルと他のサービスと併用についてご紹介します。
■福祉用具レンタルと他のサービス併用、できる?

介護保険制度では、福祉用具のレンタルと他のサービスの併用は基本的に行うことができません。
介護保険で受けられるサービスは、居宅サービス・支援サービス・施設サービスの3つに分けられています。
もし、介護保険制度を使って老人ホームを格安で利用されている場合、既に介護保険制度は老人ホームで利用していることになるので、福祉用具のレンタルを行うことができないのです。
老人ホームは利用できても、いつも使っているレンタル福祉用具を持ち込めなくなってしまいます。
福祉用具をレンタルする際は、他のサービスと併用されていないかチェックしましょう。
ケアマネジャーに相談すると一番分かりやすいです。
■老人ホームで用意されていることも!

老人ホームを利用する際にレンタルした福祉用具を持ち込むことはできません。
しかし、多くの場合老人ホームには介護に役立つ製品が揃っています。
そのため、もし持ち込めなかった場合でも安心して利用することができるのです。
ただし「これじゃないと使いたくない」と言われてしまったり、逆に慣れていない道具を使って転倒してしまう恐れも考えられます。
もし、自分の手や体などにフィットした福祉用具を使っていたいという場合は、値段は高くなってしまったものの購入することも可能なので、購入してみるのもおすすめです。
■介護保険は上手に活用することが大切
介護保険制度では、様々な介護サポートを保険を利用して安くすることができますが、介護保険を上手に活用しないとせっかくの介護保険がもったいなくなってしまいます。
介護保険を上手に活用するためには、まずケアマネジャーに相談し適切な介護サポートが受けられるようにしましょう。
また、老人ホームに福祉用具があるかないか、直接老人ホームに聞いてみることで、何を用意すべきなのかが見えてきます。
福祉用具レンタルと他サービスとの併用に気を付けて、介護保険を活用しましょう。

 

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