急に具合が悪くなったときの対応ってどうなっているの?

老人ホームで、毎日楽しい生活を送っている人も多いでしょう。
しかし健康な時は良いのですが、病気になった時はどうすれば良いのでしょうか?
各施設によって対応は異なりますので、老人ホームに入居する時にしっかり確認しておいてください。

・老人ホームの対応
いくら健康な人でも、突然病気にかかることがあります。
老人ホームに入居しているお年寄りもまた同じですので、日頃から体調管理に気を付ける必要があります。
しかし、もし突然具合が悪くなった時、施設ではどのような対応をしてくれるのでしょうか?
老人ホームに入居している方は高齢の方が多いので、突然体調が悪くなることもあります。
この場合、体の状態によって対応は異なります。
比較的軽い場合であれば、常駐している看護師が対応しますが、緊急性の場合は救急車などを呼ぶこともあります。
最初に家族に連絡しますが、どうしてもご家族が来られない時は施設の職員が同行します。
また通院の必要がある時は次回から家族に同伴してもらい、家族がどうしても通院に付き添えない時は家族負担で介護タクシーなどを利用します。
上記の対応は一例であり、急病患者の対応はそれぞれの老人ホームで異なります。
老人ホームに入居したからといって、施設がすべて対応するわけではありませんので注意が必要です。

・退去要件
老人ホームで働くスタッフは、施設内の業務ができるように人員配置されていますが、人手不足の影響もあり適正な人員配置が行われていないのが現実です。
そのため急病患者に即座に対応できないこともあり、その場合は病院に搬送する場合もあります。
また病気の症状が重くなると、退去させられる老人ホームもありますので注意してください。
それぞれの老人ホームでは退去要件を定めていますが、その中には「病状の悪化」もあります。
退去の理由として、健康上の問題を挙げる施設も少なくありません。
例えば持病が悪化して合併症が発生したり、リウマチの悪化によって在宅医療ができなくなったりなど、様々なケースが考えられます。
さらにパーキンソン病の進行が進んで日常生活ができなくなり、療養施設に移るケースもあります。
このように病気が悪化すると、今後の生活にも影響が出てきますので注意してください。

老人ホームで暮らしている時に心配になるのが、急な体調不良です。
具合が悪くなった時、老人ホームでは様々な対応をしてくれますが、どうしても限界があります。
その場合は、家族の協力が必要になりますので頭に入れておくと良いでしょう。

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