サービス付き高齢者住宅とは?老人ホームとの違い

老人ホームには様々な種類がありますが、その中にサービス付き高齢者住宅があります。
サービス付き高齢者住宅でも多くのサービスを提供していますが、有料老人ホームとどのような違いがあるのでしょうか?
サービス付き高齢者住宅と、有料老人ホームの差異を紹介します。

・入居時の契約形態
老人ホームの中にはサービス付き高齢者住宅がありますが、一般的な有料老人ホームとは異なります。
一般的な有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅との大きな違いは、入居時の契約形態です。
サービス付き高齢者住宅は、住宅部分は建物賃貸借契約を締結し、生活支援サービスについては別途サービスの利用契約を行います。
また賃貸借契約については、一般契約と終身契約があります。
施設の入居者には借家権が保障されていますので、貸主から部屋を移動させることはありません。
また退去も自由にでき、住み替えも可能です。
そして一般の有料老人ホームですが、その多くは利用権契約です。
有料老人ホームに入居する際に一時金を支払うことで、居室や共用施設の利用、介護や生活支援サービスを受けることができます。
サービス付き高齢者住宅とは異なり、老人ホームで介護サービスを受けることができます。
また住み替えも自由にできますが、初期償却があります。

・ 入居費用、介護サービスについて
老人ホームとサービス付き高齢者住宅の入居費を見てみます。
サービス付き高齢者住宅は入居一時金は必要なく、入居する際に必要なのは敷金だけです。
介護保険サービスで行う定期巡回、随時対応型訪問介護看護サービスを行う時のみ料金が必要です。
そして一般的な有料老人ホームでは、入居する際に入居一時金が必要であり、施設によって料金は異なります。
次に介護サービスです。
サービス付き高齢者住宅は、在宅で行う介護保険のサービスと同じサービスを利用できます。
また一般的な有料老人ホームは、介護保険の負担分を利用して様々なサービスを受けることができます。
このようにサービス付き高齢者住宅と一般の有料老人ホームでは、入居費用や提供するサービスが異なります。
施設によっては料金やサービスが異なる場合がありますので、事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
また不明な点は老人ホームに問い合わせてください。

サービス付き高齢者住宅と、一般的な有料老人ホームとの違いを紹介しました。
どちらも快適なサービスを受けられる点については共通していますので、自分に合った施設を選択してください。
また事前にリサーチしておくと選びやすいと思います。

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