介護施設・老人ホームはどんな立地条件のところがいいですか?

■施設の立地は利用者本人と家族の想像に重要な要素
施設選びでは「施設内環境」や「施設でのサービス」、あるいは「費用」などが大きくクローズアップされる傾向にあります。
しかし、それらの勝るとも劣らず重要な要素が施設の立地条件です。
実際に老人ホームや介護施設に入居されている方のご家族に伺ったところ、
・自宅に近い場所にあること
・入居者がこれまで生活していた土地の近くであること
・正確環境の利便性があること
・自然環境
の4つを施設選びの基準にした方が多いことが分かりました。
そしてこの4つは、
・家族が面会に通いやすいか?
・入居者が快適な生活を送れるか?
という2つに分類されます。
■面会に通いやすい立地について

ご家族と離れ施設で暮らす入居者のことを考えると、ご家族もときどき入居者のもとに面会にいきたい場合もあります。そうした場合に面接に通いやすい立地にある施設には、
・近くにあるとすぐに行くことができる
・家から近ければ月に何度も訪問ができる、また万が一のことがあった場合にもはやくかけつけることができる
・毎日仕事帰りに面接にいくことを考えると駅から徒歩で行ける施設が通いやすい
・毎日様子を見ていたので、施設に入ってからもこまめに会いに行きたい
などのメリットがあります。
これにより、入居者の様子を頻繁に見に行きたいという、ご家族の気持ちに応えることができます。
入居者の精神的な不安感を解消するためにも、通いやすい施設選びが重要です。
■入居者の性格環境重視の場合について

入居者本人の生活のしやすさと、快適さを重視で選ぶことにもメリットがあります。
老人ホームは生活の場ですから、日々の生活の中で気持ちにゆとりが生まれるような環境を重視したいといいう思いがあるようです。
・部屋の日当たりや、窓からの景色、落ち着いた場所がいい。
・小さく手も外に出ることが出来る庭があればいい。花などえお育てることができたらいい。
・ある程度、自然や周囲の人立ちに囲まれ、触れ合うことができて、孤独にならないほうがいい
大半は入居者が老人ホームや施設で、精神的に安定するよう自然環境のよい場所を選ぶことが多いです。
■施設の立地によって入居にかかる費用もかわる
老人ホームの立地する場所によって入居費用も異なります。
それはホームや施設の建設費用の差によることが多いです。
街中や商業地に近い場所ほど、土地取得にかかる費用は高くなり、入居一時金や月々の利用料金に反映されていきます。
逆に、郊外は街中よりも土地取得にかかる費用は抑えられ、利用料金は安くすみますが、交通の利便性が悪くなり、訪問に時間がかかります。
なぞ双方のメリット・デメリットが存在するので、それぞれのご家族にあわせて上手に立地条件を見極めるようにしましょう。

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