■1日の流れ
まずは、老人ホームの1日の流れを紹介します。
各施設によっても違いがありますが、以下のような順で進んでいきます。
・起床
スタッフが各部屋を見回り、身支度や洗顔などのお手伝いを実施します。
・朝食
一人一人に合わせた内容の食事を用意。
・入浴
コミュニケーションを取りながら入浴をします。
・レクリエーションやリハビリ
個人での自由な時間を楽しんだりする他に、体操や裁縫などをする場合もあります。
・昼食
バランスのとれた物を提供しています。
・レクリエーション
スタッフと散歩をしたり買い物をしたりして楽しむ方もいます。
・おやつ
お茶を飲みながらみんなで楽しく頂きます。
・夕食
個人に合った物をバランスよく提供。
・就寝
各部屋でお休みいただきます。
一例ですので、全ての施設がこのような流れで1日が進んでいるわけではありませんが、時間や順番には前後があり、様々な間に排せつやケアなどの時間が設けられています。
■起床時間について
上記のように1日が進んでいきますが、各施設によって時間は様々です。
介護が必要な方は、時間を決めてスタッフが部屋の見回りを行いお手伝いをする事があります。
また、6時起床や7時起床となっている所もありますが、大体が各個人によって生活のリズムに違いがあるので無理に起こす事はせず、時間を定めていない施設が多いです。
またその日の体調によって1日の流れも変わっていきます。
■就寝時間について
着替えや歯磨きなどの就寝準備については19時から行うなど時間が定められている所もありますが、就寝時間については、個室利用の方が多い為就寝時間を設定していない施設も多くあります。
ただし、食堂や談話室などの共有スペースなどは消灯時間が決められている事が多いので注意してください。
■事前に施設側と確認を行いましょう
このように起床と就寝時間は、施設によって様々です。
介護が必要な場合には、時間を設定している所は多いですが、自分である程度の事が出来る場合には各自で準備が行えるために、ご飯の時間とグループでのレクリエーションだけ時間が決まられているという場合もあります。
また、時間が決まっていない場合でも昼夜が逆転した生活などは利用者や家族と相談して決められた時間を設定する場合もあります。
なので、あらかじめ施設に確認を行い、自分や家族の生活リズムを伝える事が大切です。
就寝後から起床前までは、緊急コールやスタッフが見回りを行うなどの体制を整えているので、何かあった場合でも安心です。